こんにちは☀️
副院長の理恵です😊
以前から東洋医学や鍼灸ってどんなものか、コラムを書いたら良いと思っていたのですが、重い腰を上げてやっと始めることにしました!
院長は動画の方がやりやすいみたいなので、
コラムの方は私が書くことにしました。
コラムは写真の後から始まります。
初回は何から書こうかと悩みますが、東洋医学と言えばやっぱり陰陽や五行、気血水とかですかね?
聞いといてなんですが、やっぱり東洋医学とはどんなものなのかという事を書けば、分かりやすいと思いますので、書きたいと思います。
私は東洋医学の素晴らしさっていうのは、その考え方にあると思ってます。
まず東洋医学は、西洋医学の対症療法と対義語の
根治療法や原因療法などとも言われ、
病の根本的な原因を考える医療で、どうしてその不調が表れたのか、不調の原因を探っていくことにも重きをおいています。
図「ビワの葉自然療法」望月研著、東城百合子監修より
(※ちょうど説明しやすい図がありましたので、お借りしました。
東洋医学にも色んな考え方・流派があり、根っ子の部分は臓腑が入ったり、小腸だとかいう説もあります。)
盆栽やお花を育てる時に、葉や花や枝・幹など、地上の表に出ている部分が病気になった時に、
治すべきところは根っことか土であると聞いたことありませんか?
人間の身体も同じで、根っこや土にあたる部分が病気の原因で、
東洋医学では、まずその木全体をみるという事も大事になってきます。
木全体をみる時に、その木を取り巻く空気や土など外部環境も含めてみます。
そして病因を探り、それによって乱れている身体の部分を見つけて、
原因を患者さん自身が正したり、漢方や鍼灸で乱れている部分を整えて、
後は身体の持っている免疫力や自然治癒力で、枝葉の病を治していきます。
病気の原因を正すのは自分、自然治癒力や免疫力も自分自身の身体が持っているもの、
となると、病気を治すのはほぼ自分自身となってきますよね。
西洋医学だったら、枝葉や幹に薬を付けたり、土に栄養を与えたりして症状を緩和するのですが、
(土に栄養を与えて正解な時もあるんですけど)
東洋医学は昔からその原因を探るのに優れていて、病気の原因を知ることが、病の改善への近道ということになります。
次のコラムは、東洋医学的病の原因である、病因論について書きたいと思います(^-^)
意外な事があなたのツライ症状の原因になっていたりもします。
是非楽しみにお待ち下さいね。
最後に、ずっと東洋医学をやっていると、一般の方の感覚からかけ離れて来たりするので、
また東洋医学のこういう事を聞きたいなどあれば、気軽にリクエストして下さいね😄
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