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執筆者の写真Rie Kawamoto

1発でよくなる症状と時間をかけてよくなる症状の違い 前編



こんにちは!ジョニーデップがかけてる眼鏡をかけてもジョニーデップになれないと今更気付いたジパングの院長です。


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今回は前々から書こうとしてた内容を書こうと思います。

長くなるので、前編と後編に分けて書きます!それではいきま〜す。


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1発で良くなったとは

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いきなり結論から言いますと、1発で良くなるというのは「病気の深さが浅い」からなんです。鍼灸師は病気の深さを『病位』と言います。なので、病位が浅い人は1発で良くなる可能性があるという事になります。

病気には深さがあって悪くなっていけば深くなっていきます。病気は第一関門があり、そこでよくならなければ次の段階の第二関門に行き、それでもダメなら第三関門へと言う感じで深くなり(治りにくくなる)、治るのもその逆でその段階を経て良くなって行きます。

(巷で風邪のひき始めには葛根湯とかよく言いますが、あれも第一段階では効くけど深くなれば飲む漢方も変わってくるという事ですね。)

話を戻すと、1発で良くなるのは病位が浅いと言いましたが、病位が浅い割に症状は激しかったりします。

例えばギックリ腰とか寝違え。めちゃ痛いけど、治療をしたら結構早く良くなるので、めちゃ感動してもらえるし喜んでもらえます。でも実はギックリ腰はそんなに難しくない症例なのです。

1発で良くするというのは「取れる点を確実に取りに行く」といった感じです。それにももちろん技術がいるし、プレッシャーもかかってきます。PKみたいなもんですね。

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1発で取る重要性

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難しくないと言いましたが、難しくないと言えるためには当然ですがそれなりの技術がいります。

機械に例えると病位が浅いのはギアの油切れみたいなものです。油をさせば終わりです。でも、沢山の部品の中から油切れのギアを見つけ出し、的確に油をさすというのが難しいですが、きちんと技術があればできるわけです。

でも、その油切れのギアを治せないと、回らないギアはやがて機械の心臓部へ負担をかけてホンマの故障になってしまいます。(これが病位が深くなると言うこと!)

なので、確実に取れる症状は取ると言うことが大切なわけです。

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でも実は時間をかけないと治っていかないと症状の方のほうが多い

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1発で治る症状より、治るのに何回も治療しないといけないものとか、1ヶ月や半年、はたまた数年かかる症状の方もたくさんいます。

そうゆう「時間のかかる症状」を1発で取ろうと治療したらこれはダメなのです。そもそも無理!絶対無理!人間の身体はそうゆう風に出来てないのです。(このあたりは後編で詳しく)

慢性的な症状は病位が深く戦略を立ててやっていく必要があります。こっちのほうが難しいわけです。

その大切な部分を後編で書きます!よろしくお願いしまーーーーす!


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